概要 ヨーロッパ日本語教師会(Association of Japanese Language Teachers in Europe, AJE)は、1995年設立、欧州を基盤とする団体であり、欧州における日本語・日本文化の教育・学習活動の推進・活性化を目的としている。毎年欧州各国の団体との共催で、「ヨーロッパ日本語教育シンポジウム」を開催し、報告書「ヨーロッパ日本語教育」を出版、また、年3 回ニュースレターを発行している。欧州のニーズに対応した活動として、Common European Framework of Reference for Languages (CEFR)に関する国際交流基金との共同プロジェクトを実施しており、その成果として当会のプロジェクトチームは『ヨーロッパにおける日本語教育事情と Common European Framework of Reference for Languages をめぐって』という調査報告書を2005年に国際交流基金より出版している。2009年ドイツにて非営利団体としての認可を受け、Association of Japanese Language Teachers in Europe e.V. となった。現在、約30か国300名以上の会員を有する。 会の発足と背景
国際交流基金は1989年より毎年11月下旬から四週間に渡って、浦和日本語国際センターにおいて海外で教職に就く日本語教師を対象に「在外邦人日本語研修」を実施しており、世界から約40名の教師が日本語教育に関する研修と情報交換を行ってきた。1994年にヨーロッパ11カ国から参加した13名の教師は、欧州における日本語教育が他に比べて歴史が浅いばかりでなく、まだ発展・充実の過程にあることを実感すると共に、現状の日本語教育を更に拡充・定着させていくためには教師間の情報交換・連携が求められることを痛感した。また、過去において様々な形での国際交流基金をはじめとする公的機関の日本語教育への支援と協力をこれからの日本語教育の発展と充実という形で還元していく責任も実感するにいたった。日本語国際センターでの研修を受けた13名の教師が発起人として、95年12月にヨーロッパ日本語教師会の設立総会がオランダ・マーストリヒト市にて開催され、「ヨーロッパ日本語教師会」が正式に発足した。 正式名称正式名を Association of Japanese Language Teachers in Europe e.V.、略称 AJE、日本語名を「ヨーロッパ日本語教師会」とする。 目的本会は欧州各国において日本語を第一言語としない者に対する日本語教育の振興を図り、欧州と日本の相互理解を深めることを目的とする。 活動欧州各国の日本語教育の現状を把握し、情報交換や教師間の相互協力を図るべくネットワークを確立し、日本語教育の発展に寄与するという目的の為に以下の活動を行う。 ● ヨーロッパ各国日本語教師間のネットワークの確立 ● ヨーロッパ日本語教育シンポジウムの開催 ● 日本国内及びヨーロッパ外の日本語教育関係機関とのネットワーク形成 ● ヨーロッパの日本語教育事情に関する資料・情報などの収集、整理及び提供 ● ヨーロッパにおける各種研修会への協力 ● ニュースレター、その他の刊行物の発行 役員一覧(2008年10月〜)会長 穴井 宰子 オックスフォード・ブルックス大学人文学部現代語学科(英国) anai at eaje.eu
副会長セーカーチ・アンナ ブダペスト商科大学国際経営学部東洋語研究センター(ハンガリー) szekacs at eaje.eu 会計松尾 馨 シュタインバート・ギムナジウム(ドイツ) matsuo at eaje.eu 書記ロース牧野 泰子 アジア現代語学院(スイス) roosmakino at eaje.eu 書記北川 利彦 マンチェスター大学人文学部言語文化学科(英国) kitagawa at eaje.eu
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